変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、ひざの関節にある骨と骨が狭くなることで骨が変形してしまう病気で、ひざが痛いと言う患者産の9割以上がこの変形性ひざ関節症だと言われています。

 

ひざ関節は、大腿骨と脛骨の2つの骨が繋がる部分には直接触れないように、衝撃を吸収し負担をかけないように弾力性のあるクッションの役割をしている関節軟骨が存在します。その軟骨と軟骨にあるのがひざの動きを滑らかにする役割の半月板(はんげつばん)があります。

 

加齢や悪い生活習習慣によって膝のクッションの役割をしている関節軟骨が擦り減り、クッションの役割をしなくなります。すると、大腿骨と脛骨直接あたるようになり痛みが起こる病気。

 

初期症状は、歩きはじめや長時間歩くと痛みを伴いますが、少し休めば痛みが解消されますが、進行すると、正座や階段の昇降が困難になり、安静時にも痛みがとれず歩行が困難になります。

 

また、膝の関節には、半月板も進行すると関節軟骨と同様に擦り減って損傷してしまうので、それに伴って膝への衝撃を吸収できず直接膝に衝撃がかかって痛みを感じるようになります。

 

軟骨は胎児の時に形成された骨で、成長によって硬くなりますが、一部が硬くならないで柔らかいまま残ったものだと考えられており、しかも、一度すり減った軟骨は戻ることがありません。

変形性膝関節症の原因について

変形性膝関節症の一番の原因は、加齢による関節軟骨の老化による原因が多いと考えられています。

 

関節軟骨の老化は、なんと20代から始まると言われており、長い年月の間には、多くの強い衝撃が加わり、関節の軟骨が徐々に磨り減ると考えられています。

 

また、筋肉力の低下も原因のひとつです。加齢や運動不足が膝の周り筋力を衰えさせてしまい、膝に負担がかかりやすくなります。

 

そして、肥満や遺伝的要因も変形性膝関節症の発生率を高めるといわれています。体重の増加はそれだけ膝への負担が大きくなりますし、遺伝的要因で生まれた時から関節軟骨が弱い方がなりやすいのです。

 

生活習慣では、激しいスポーツをされている方や、O脚などで膝が曲がっていると膝への負担が大きくなり発症しやすくなります。

 

膝関節症は、1:4で男性よりも女性が多いと見られており妊娠を経験することでお腹の中の赤ちゃん体重分が膝にかかったり、出産で骨盤が歪んだりすることが影響して変形性膝関節症になりやすいと言われています。

変形性膝関節症

初期段階では、膝に違和感を感じると言う人が多く、この痛みはしばらく休むと痛みがなくなる場合がほとんどです。

 

その後、症状が徐々に悪化していき、立ち上がる際や、歩いたり、階段を上り下りする際に膝に痛みを感じるようになります。

 

また、膝の関節部分が炎症を引き起こすと、ひざに水がたまって強く痛んだり、膝が腫れあがったりします。

 

その後、さらに症状が進行していくと安静にしていても痛みを感じるようになり、膝をまっすぐ伸ばすことができなくなり歩行ができなくなります。

 

寝ている睡眠中も痛みが続くので、なかなか眠れなかったり、痛みでおきてしまいゆっくり睡眠することができない人もいます。

変形性膝関節症の治療法

筋力の衰えを防ぎぐためには運動が欠かせません。筋肉はすぐにできるわけではありませんので、足上げ体操などのトレーニングで大腿四頭筋や膝周りの筋肉を毎日継続して鍛えることが大切です。

 

しかし、無理な運動は悪化にもつながるため、運動を行う場合は、専門医に医師に相談し指導を受けるようにしましょう。

 

トレーニングを行っても膝の痛みが解消されない場合は、痛み止めや薬物療法、ヒアルロン酸を関節内に注射して関節軟骨の機能を回復させる方法。

 

また、膝を暖めることで血行をよくする温熱療法、膝装具を用いた方法では、足底板という装具を用いて、歩行時などの体のバランスを矯正することで、膝にかかる負担を減らして症状の改善を行います。

 

しかし、変形性膝関節症を解消させるのにはこれだけでは不十分で、ひざの痛みの根本原因である、関節の間隔を整え、ひざ関節を支えている筋肉や腱を鍛えないことには、また痛みが再発してしまうのです。

 

今回、ご紹介する中川卓爾先生のストレッチでは、1日15分、自宅でDVDを観ながら簡単な動作を行うだけで、ひざ関節を正しい位置に矯正するとともに、自然と筋肉や腱が強化されていきますので、ひざの痛みを解消するだけでなく、ひざの痛みを発症しづらい体にも変わっていきます。